CSVファイルを開くと先頭の「0」が消えてしまう場合
CSVファイルに「0(ゼロ)」から始まる数値がある場合、頭の「0(ゼロ)」が消えてしまうことがあります。これはエクセル(CSV)の仕様です。
<本来のデータ>

<0が自動的に消えてしまったデータ>

このページでは、下記の二点について説明しています。
①消えてしまった「0(ゼロ)」を表示させる方法
②先頭の「0(ゼロ)」を消さずにCSVファイルを開く方法
①消えてしまった「0(ゼロ)」を表示させる方法
1. 対象のCSVファイルを開きます。
2.「0」が取れてしまった項目の列をすべて選択します。
3. 選択した列の上で右クリック>[セルの書式設定]を選択します。

4. [表示形式]タブで[ユーザ定義]を選択します。
5. [種類]の入力欄に「0」を付けたい桁数分の「0」を入力します。
※「1」と表示されている項目を「0001」と表示させたい場合は「0000」と入力してください。

6. [OK]を押下して完了です
②先頭の「0(ゼロ)」を消さずにCSVファイルを開く方法
※Office 365の場合です。ご利用のエクセルによって表示されるメニューが異なる場合がございますのであらかじめご了承下さいませ。
1.[データ]>[データの取得と変換]>[テキストまたは CSV から]をクリックします。
2.取り込みたいCSV ファイルを選択して[インポート]を押下します。
3.クエリエディターが開き、CSVの内容が表示されます。[データの変換]を押下します。

4.「0」が表示されていないデータがあれば、画面右の[クエリの設定]パネル>[適用したステップ]>[変更された型]を選択します。

5.「0」を表示させたい列(カラム)のグレーの列見出しを右クリックし、表示されるメニューから[型の変更]>[テキスト]を選択します。

6.「列タイプの変更」画面が表示されたら、[現在のものを置換]を選択します。

7. [閉じて読み込む]を押下して CSV データをワークシートに取り込みます。

8. CSVのデータが展開されます。
